9月27日(木) 15:00~15:45

SZ-04近年の腸管出血性大腸菌による食中毒事例とその特徴

講演要旨

近年の食中毒において、重症度の高さや広域散発事例発生という社会的影響の大きさから、腸管出血性大腸菌による食中毒発生時のインパクトは大きい。
代表的事例における調査の概要や注目すべき所見についてまとめる。

砂川 富正
講 師

砂川 富正 氏
国立感染症研究所
感染症疫学センター
第2室長

プロフィール

1991年 琉球大学医学部医学科卒業,在沖米海軍病院インターン
1993年 大阪大学医学附属病院小児科入局・臨床研修医
1998年 医学博士修了,箕面市立病院小児科
1999年9月 国立感染症研究所実地疫学専門家養成コース(FETP)研修
2001年8月 横浜検疫所検疫課医師
2002年11月 感染研感染症情報センター第1室主任研究官
2004年 WHO本部出向.2007年復帰
2013年4月 より現職.麻疹排除、風疹対策、災害後感染症、広域食中毒等の従来の研究テーマに加え、室長として患者発生動向・病原体サーベイランス等の業務に従事
専門領域: 実地疫学,サーベイランス